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崩壊への序曲
人間達が魔法を生み出してから300年が経った。
魔法が生まれた時、これまで魔物に脅えていた人間の歴史を一変させた。
魔法により魔物は人間に勝てなくなり絶滅への道をたどっているのだ。
さらに人間達は魔物討伐軍を作り、生き残った魔物を殲滅するために活動をしていた。
しかし最近になり魔物達の行動がかなり活発化してきていたのだった。
その裏にはミストという人物が暗躍していると噂されていた。
日々魔物達が人を襲っておりそれを討伐するために剣士や魔法使いが生まれた。
この二人の少女のレオナとリザもその戦士の一人であり、かなりの実力者でもある。
ここ最近、魔物たちの活動が非常に活発的になってきている。
その裏には魔法使い「ミスト」が何かしているという噂が流れている。
「ミスト」は大昔にいたとされる優秀な人間の魔法使いである
しかし極めて非人道的な人体実験をしたとされ、処刑されたといわれていた。
しかし人間と魔物の戦力さは圧倒的に人間が上である。
また人間側は徹底的な魔物排除主義をとっているので、世の中は乱れることなく平和であった。
魔法使いリザは「ミスト」が潜むといわれるアジトを殲滅する任務で出発するところである。
しかし誰もがそんな人物など存在せずただの誘拐事件であると思っていた。
この日までは。
リザは討伐に向かう。
しかし一緒だった仲間達とはぐれてしまう。
それは急に消えたような妙なものであった。
ミストがいると思われるこの森も非常に静かであり不気味な気配であった。
リザもどこかしらそれを感じてはいた。
だが魔法により今までの討伐で傷一つも負った事がない事から、
リザはただの杞憂だと分っていた。
実際、ミストが本当にいるのかどうか怪しい。
また現代の魔法にはミストは敵わないために討伐軍と真っ向から戦わないと誰もが考えていた。
その時、いつものようにオークがリザを待ち構えていた。
しかしいつもとは明らかにオークの様子が異なり、余裕があった。
リザはそれを見てミストの存在を確信した。
そして、あまりに無防備なオークへと魔法を構えた。
いつも通り成す術なく死んでいくオークに拍子を抜かしてしまった。
しかし!突如男が姿を現したのだった。
リザは対抗しようと魔法を構える。
一瞬の出来事だった。リザは体験した事のない強力な魔法を浴びせられ、体から力が抜けていった。
- 2014/03/12(水) 02:29:26|
- 入れ替わり【ダーク注意】
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